野外の食・保存食
外で作って食べる楽しみと、もしもの時の食の備えを、ひとつながりで扱うカテゴリーです。
扱うこと
- キャンプ飯・野外の炊事:少ない道具と水で作る料理
- 保存食・非常食:食べ比べた記録、ふだんの食事に取り入れる工夫
- 炊き出し:大人数の調理の段取りと衛生
- 栽培・食育:育てて食べる体験
育てて食べる|プランター・市民農園・収穫体験の始め方と、有毒植物・農薬の注意
第5次食育推進基本計画の農林漁業体験の目標、市民農園のしくみと数(4,273農園)、プランターで始めるときの要点、スイセンとニラ・イヌサフランとギョウジャニンニクの取り違え、住宅地の近くで農薬を使うときの注意をまとめました。
炊き出しの段取り|何食作るか、米の量の目安、役割分担、保健所への連絡
炊き出しは、何食・どこで・いつを決めることから。自治体の資料の米の量(1人75g・炊きあがり2.2倍)から出した人数ごとの目安、保健所への連絡とチェック表、厚労省の栄養の参照量とアレルギーの表示、役割分担、農水省の衛生の決まりをまとめました。
災害時の栄養|主食に偏らない備え(たんぱく質・野菜・水分)
災害の直後は、おにぎりやパンなど炭水化物ばかりになりがちです。過去の災害では、野菜不足で便秘や口内炎に悩む声や、トイレを気にして水分を控えて脱水になる例がありました。主菜になる缶詰、副菜になる乾物や野菜ジュース、水分のとり方を、農林水産省・厚生労働省・国立健康・栄養研究所の資料でまとめました。
カセットこんろとボンベの安全|大きな鍋で覆わない、2台並べない、約7年で使い切る
カセットこんろは、キャンプでも停電のときにも頼れる熱源です。けれど使い方を誤ると、ボンベが過熱して破裂します。大きな鍋や鉄板、2台並べ、風防で囲む、炭おこしなどの禁止事項、ボンベの装着と保管(40℃未満)、使用期限の目安、捨て方を、東京消防庁・NITE・国民生活センター・環境省の資料でまとめました。
ジビエ(シカ・イノシシの肉)は中心まで加熱|生食しない、器具を分ける
シカやイノシシの肉は、E型肝炎ウイルス、腸管出血性大腸菌、寄生虫を持っていることがあります。厚生労働省のガイドライン(令和5年改正)は、自家消費や人からもらった肉でも、中心部75℃で1分間以上の加熱を求めています。生食の危険、調理中の注意、加熱の目安を、厚生労働省と農林水産省の資料でまとめました。
釣った魚を安全に食べる|アニサキス、ヒスタミン、フグ
キャンプや釣りで魚を料理するときの3つの注意。アニサキスは酢や醤油、わさびでは死なず、冷凍(−20℃で24時間以上)か加熱が有効。ヒスタミンは加熱しても減らないので、釣ったらすぐ冷やす。フグは素人が調理しない。厚生労働省と消費者庁の資料でまとめました。
毒きのこと有毒植物|山菜・野草・家庭菜園の「確実に判断できないものは食べない」
山菜採りやきのこ狩り、家庭菜園で、毒のある植物やきのこを食用と間違える食中毒が毎年起きています。スイセンとニラ、イヌサフランとギョウジャニンニク、ツキヨタケとシイタケなど間違えやすい組み合わせ、過去10年の件数と死者数、加熱しても消えない毒、迷ったときの相談先を、厚生労働省と農林水産省の資料でまとめました。
賞味期限と消費期限|備蓄食品の期限が切れたら
「賞味期限」はおいしく食べられる期限で、過ぎたらすぐ食べられなくなる期限ではありません。「消費期限」とは違います。食品表示基準の定義、期限切れの備蓄食品と飲料水についての消費者庁の考え方、アルファ米の戻し方を、消費者庁と農林水産省の資料でまとめました。
配慮が必要な家族の食の備え|乳幼児・高齢者・食物アレルギー・持病(少なくとも2週間分)
粉ミルクや離乳食、介護食、アレルギー対応食品などの特殊な食品は、災害時に手に入りにくくなります。農林水産省のガイドは少なくとも2週間分の備蓄を推奨。乳幼児・高齢者・かむ力の弱い人・持病・アレルギーそれぞれの備え方をまとめました。
停電したときの冷蔵庫・冷凍庫の食品|何時間もつか、何を捨てるか
停電中の冷蔵庫は約4時間、冷凍庫は約1〜2日(扉を開けない場合の目安)。開け閉めを減らす、傷みやすい肉・魚・惣菜は目安を超えたら捨てる、溶けた冷凍食品を再び凍らせない。農林水産省の目安と、米国の目安との違いもまとめました。
ポリ袋調理(パッククッキング)のやり方と注意点|鍋ひとつで、洗い物を減らす
食材をポリ袋に入れて湯せんする「パッククッキング」。ライフラインが止まっても温かい食事が作れます。手順6つと、袋の選び方(高密度ポリエチレン・耐熱130℃以上・湯せん対応)、破れ・やけどを防ぐ注意点を、農林水産省と神奈川県の資料からまとめました。
野外の調理と炊き出しの食中毒予防|つけない・増やさない・やっつける
キャンプの調理や災害時の炊き出しで食中毒を防ぐには。厚生労働省の3原則と加熱の目安(中心部75℃で1分以上)、水が足りないときの手指の衛生、おにぎりの握り方、食器の扱いを、農林水産省・厚生労働省の資料からまとめました。