キャンプ・野外
キャンプや野外の活動を楽しみながら、いざという時にも使える技術を身につけるカテゴリーです。
扱うこと
- キャンプの基本と道具:はじめての道具選び、設営と撤収
- 火・水・寝床:火起こし、水の確保、タープやテントでの寝床づくり
- 防災キャンプ:家族で、停電や断水を想定して過ごしてみる
- ロープ・刃物:基本の結び方、刃物の安全な扱い
- 登山・野外の活動
火や刃物を扱う記事には、安全についてへの案内を付けます。
ロープの基本の結び方|もやい結び・巻き結び・自在結び・本結びを、キャンプと防災で
消防や自治体の防災の手引きに出てくる、もやい結び・巻き結び・自在結び・本結び・二回り二結びを、何に使うかで整理しました。場面ごとの選び方、写真つきの手順書の案内、ロープの点検と手入れ、人の体を確保する結び方の注意も。
テントを張る場所の選び方と設営・撤収|中州・河原・枯れ枝の下・強風を避ける
中州や草の生えていない河原は増水で水につかります。玄倉川の事故の記録、増水のサイン、環境省のテントサイトの基準、枯れ枝と落石、気象庁の風の目安、設営の手順と、しまう前に乾かす理由をまとめました。
寒くない寝床のつくり方|寝袋の温度表示(ISO)とマットのR値、避難所の床
寝袋のコンフォート・リミット・エクストリームの意味(ISO 23537-1)、マットのR値(ASTM F3340)と重ねたときの考え方、標高による気温の下がり方、避難所の簡易ベッド、湯たんぽ・カイロの低温やけどの注意をまとめました。
防災キャンプの始め方|停電・断水を想定して、家族で一晩過ごしてみる
キャンプの道具だけで一晩過ごすと、災害時のシミュレーションになります。文部科学省・自治体の防災キャンプの中身、家・ベランダ・キャンプ場での始め方、試すことの一覧、テントや車内で火を使わないなどの安全の注意をまとめました。
日帰りの登山でも持つもの|ヘッドランプ、雨具、防寒着、地図、予備の電池
「日帰りだから軽装で」が遭難のもとになります。長野県のガイドラインと、北海道警察・山梨県警察・警視庁・警察庁が「日帰りでも」と挙げる装備、その理由(天候の急変、日没、携帯電話の電池と圏外)を、公式の資料で比べました。
沢や川の水をそのまま飲まない|北海道のエキノコックスと、煮沸の目安
きれいに見える沢の水にも、目に見えない寄生虫の卵や原虫がいることがあります。北海道ではキツネのふんを介したエキノコックスに感染するおそれがあり、北海道庁・厚生労働省・環境省は、沢水や生水は飲まない、飲むなら煮沸するよう呼びかけています。卵は100℃で1分の煮沸で死に、マイナス20℃でも死なないこと、北海道の外での原虫の例もまとめました。
毒ヘビ(マムシ・ヤマカガシ・ハブ)|近づかない服装と、かまれたら走らず119番
マムシは全国に分布し、東京都内にもマムシやヤマカガシがいます。沖縄県ではハブの被害が毎年40件から60件弱あります。長靴・長ズボンで草むらや水辺に入る、見つけたら近づかない、かまれたら安静にして走らず、すぐ119番とヘビの特徴を伝える。縛る・吸い出すは自治体の資料でも言うことが違うので、その違いも含めてまとめました。
キャンプの刃物と法律|刃体6cmを超える刃物は「正当な理由」なく持ち歩けない
キャンプにナイフは欠かせませんが、銃刀法は刃体の長さが6cmを超える刃物を、業務その他正当な理由なく携帯することを禁じ、軽犯罪法は長さにかかわらず正当な理由なく隠して携帯することを禁じています。護身用は正当な理由にならないこと、キャンプの行き帰りの持ち運びの注意を、警視庁・鹿児島県警察の説明と法令の条文でまとめました。
野外の紫外線|UVインデックス3以上で対策、山と雪では強くなる
紫外線は、夏の昼間、標高の高い山、雪の上で強くなります。環境省の「紫外線環境保健マニュアル2020」と気象庁のUVインデックス、米国のCDC・EPAの目安を比べながら、時間帯・日陰・帽子・サングラス・日焼け止めの使い方をまとめました。
たき火と山火事|原因の1位は「たき火」、林野火災警報のときは火を使わない
山火事の原因で最も多いのはたき火です。令和7年の林野火災は1,043件で、そのうち345件がたき火でした。季節の傾向、2026年1月から始まった林野火災注意報・警報、たき火の6つのポイント、火入れの許可を、林野庁・消防庁・政府広報オンラインの資料でまとめました。
スズメバチに刺されないために|巣のサイン、逃げ方、刺されたら
ハチに刺される事故は8〜9月に集中し、令和6年はハチとの接触で18人が亡くなりました。巣が近いサイン、手を振らずに身をかがめて逃げる、白っぽい服、虫除けスプレーはハチには効かない、刺されたらすぐ毒を出す、アナフィラキシーへの注意を、森林総合研究所と厚生労働省の資料でまとめました。
マダニとSFTS|刺されない服装と、刺されたら無理に抜かない
マダニは春から秋に活発になり、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などの感染症を媒介します。厚生労働省の予防の服装、帰ってからの確認の場所、刺されたら無理に引き抜かず皮膚科へ、届出数の推移(2025年は192例)を、厚生労働省と国立健康危機管理研究機構の資料でまとめました。
川遊びの水難を防ぐ|晴れていても上流の雨で増水する
令和7年の水難で亡くなったり行方不明になったりした人は760人。子どもでは水遊び中が最も多くなっています。警察庁の統計、上流の雨やダムの放流による急な増水、ライフジャケットの効果、「川の防災情報」の使い方を、警察庁・国土交通省・河川財団の資料でまとめました。
熱中症警戒アラートと暑さ指数(WBGT)の読み方|野外で過ごす日の判断に
暑さ指数(WBGT)の目安(31以上は危険)、熱中症警戒アラート(WBGT 33)と熱中症特別警戒アラート(WBGT 35)の違い、発表されたときの行動を、環境省の情報からまとめました。
クマに出会わないために|環境省の行動のポイント(出会ったとき・襲われたとき)
令和7年度にクマによる死者数が過去最多を大幅に更新しました。出会わないための工夫、出会ったときの動き方、襲われたときの身の守り方を、環境省の資料からまとめました。
雷から身を守る|キャンプ・登山で知っておきたい気象庁の目安
雷鳴が聞こえたら落雷が差し迫っています。安全な空間(鉄筋コンクリートの建物・自動車・バス・列車)、近くにないときの「保護範囲」(高い物から4m以上・木からは2m以上)、木の下の雨宿りが危ない理由を、気象庁の説明からまとめました。
山岳遭難の現状と登山計画書|令和7年は3,122件・3,623人
警察庁の統計で見る令和7年(2025年)の山岳遭難。発生3,122件・遭難者3,623人・死者行方不明者332人。道迷い30.9%・転倒19.2%・滑落17.3%。60歳以上が遭難者の47.6%。登山計画書の意味と出し方もまとめました。
テントや車の中で火を使わない|キャンプと避難の一酸化炭素中毒を防ぐ
たき火・こんろ・ストーブ・ランタン・発電機を、テントや車内などの狭い場所で使うと一酸化炭素中毒のおそれがあります。NITE の実験では、テント内のたき火で約9分、閉めたソロテントでのストーブで約15分で危険な濃度に達しました。