救命講習の探し方|消防と日本赤十字社の講習、AED の場所

心肺蘇生や AED(自動体外式除細動器)の使い方は、記事を読むだけでは身につきません。人形を使って胸を押す強さやリズムを、手と体で覚える必要があります。ここでは、身近で受けられる講習の種類と探し方をまとめます。

消防の講習(普通救命講習・上級救命講習)

応急手当の講習は、各地の消防本部が開いています。申し込み方や日程は地域ごとに違うので、最寄りの消防署に問い合わせるか、お住まいの消防本部のウェブサイトを見てください。消防庁によると、標準的な講習は次のとおりです。

講習標準の時間主な内容
普通救命講習3 時間成人の心肺蘇生、大出血のときの止血。受ける人によっては、小児・乳児・新生児の心肺蘇生を加えます。
上級救命講習8 時間成人・小児・乳児・新生児の心肺蘇生、大出血のときの止血、傷病者の管理、外傷の手当、搬送

講習を終えると修了証がもらえます。はじめての方は、まず普通救命講習から受けるとよいでしょう。

予習に使える消防庁の「応急手当WEB講習」

消防庁のウェブサイトでは、「普通救命講習編」「上級救命講習編」「はじめての応急手当編」などの動画を見られます。講習の前に流れをつかんでおくのに役立ちます。ただし、実際に手を動かす練習は、講習で行ってください。

日本赤十字社の救急法講習

講習受講資格標準の時間主な内容受講費
基礎講習満 15 歳以上4 時間(休憩などが加わります)傷病者の観察の仕方、一次救命処置(心肺蘇生、AED、のどに詰まった物の除去)1,500 円
救急員養成講習基礎講習の修了者(資格の有効期間内)10 時間(休憩などが加わります)急病の手当、けがの手当(止血・包帯・固定)、搬送と救護2,100 円

受講費は教材費や保険料などの実費です。検定に合格すると認定証が交付されます。申し込みは各都道府県の支部が受け付けているので、受けたい地域の支部のウェブサイトで日程を確かめてください。支部によって時間や費用が少し違うことがあります。

AED の場所を調べる

日本救急医療財団の「財団全国AEDマップ」で、地図から AED の設置場所を探せます。設置した人の同意を得た AED を載せているマップなので、すべての AED が載っているわけではありません。キャンプ場や登山口、よく行く施設の AED の場所は、出かける前に確かめておくと安心です。

ためらわずに手当てをするために

消防庁は、市民が善意で行った応急手当について、悪意や重大な落ち度がなければ、結果の責任を法的に問われることはないと考えられている、と説明しています。そのうえで、必要なときはためらわずに手当てをするよう呼びかけています。講習で練習しておくことが、そのときの迷いを減らします。

ふだんは

家族や仲間と一緒に講習を受け、キャンプや登山の前に手順を声に出して確かめておきます。行き先の AED の場所を調べておくのも、出かける準備の一つです。

もしもの時は

目の前で人が倒れたとき、救急車が着くまでの間に、迷わず手を動かせます。

出典と調べた日

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