日帰りの登山でも持つもの|ヘッドランプ、雨具、防寒着、地図、予備の電池

近所の低い山や半日のハイキングでも、山の中では何が起きるか分かりません。複数の警察と県が、「日帰りでも」と念を押して持ち物を挙げています。

なぜ日帰りでも要るのか

  • 天気が急に変わる:山の天気は変わりやすく、急な天候の変化で気温が下がったり雨に降られたりすることは少なくない(山梨県警察)。夏山の天気は午後から崩れやすく、「早発ち、早着き」が基本(北海道)。
  • 暗くなる:知らないうちに夕暮れを迎え、暗くなって身動きがとれなくなるケースも多い(山梨県警察)。秋は日没が日ごとに早くなり、下山が遅れると登山道を見失うことがある(北海道警察)。
  • 携帯電話に頼れない:山では気温や電波の影響で電池の減りが激しい(山梨県警察)。不感地帯が多く、全面的な信頼は禁物(警視庁青梅警察署)。

資料が挙げる持ち物

資料日帰りでも持つもの
長野県のガイドラインヘッドランプ、地図、コンパス、レインウェア、ツエルト、充分な水。山の標高や季節に合わせた防寒着、濡れたときの替えのウェア
北海道警察ヘッドランプは日帰りでも必携。不測の事態に備えてツエルトや防寒着、予備の食料。チェックリストには雨具、予備電池、地形図、コンパス、ファーストエイドキット、ホイッスル、非常食など
山梨県警察日帰りの予定でも、照明具と非常食は必ず。携帯電話の予備電池も必ず
警視庁(青梅・高尾)ヘッドランプ、雨具、水筒、予備の食料、防寒衣、マッチ、地図、コンパス、携帯電話。救急用品(絆創膏、常備薬、三角巾、消毒液、包帯、はさみなど)。季節にこだわらず防寒着を
警察庁雨具、ツエルト、地図(登山地図アプリを含む)、コンパス、行動食など。助けを呼ぶための通信機器(携帯電話、無線機、予備バッテリーなど)

警察庁は、登山地図アプリと紙の地図を併せて使うと、より正確に位置を把握でき、道迷いの防止につながるとしています。

水の量の目安

北海道は、必要な水分量(ml)を「体重(kg)× 行動時間(時間)× 5」で計算する目安を示しています。たとえば体重60kgの人が6時間歩くなら、1,800mlになります(このサイトの計算)。

米国の「10の必需品」と比べると

米国の国立公園局(NPS)は、地図とコンパス、日焼け対策、予備の衣類、ヘッドランプ、救急用品、火をおこす道具、修理道具とナイフ、予備の食料、水、緊急用のシェルターの10種類を「10の必需品」として挙げています。日本の資料と、ほとんど重なります。ナイフを持つときの日本の決まりはキャンプの刃物と法律をご覧ください。

このサイトからの提案

  • 雨具・防寒着・ヘッドランプ・予備電池・救急用品・ホイッスルを1つの袋にまとめ、ザックに入れっぱなしにする。
  • ヘッドランプは出かける前に点くか確かめる。
  • 行き先と帰る時間は家族に伝え、登山計画書も出す(山岳遭難の現状と登山計画書)。
  • 日焼け対策も忘れずに(野外の紫外線)。

ふだんは

近くの低い山でも、ヘッドランプ・雨具・防寒着・地図・予備の電池をザックに入れたままにしておきます。

もしもの時は

予定より遅れて暗くなったり、天気が急に崩れたりしても、明かりと暖かさを保って安全に下りられます。

出典と調べた日

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