たき火と山火事|原因の1位は「たき火」、林野火災警報のときは火を使わない

キャンプの楽しみの一つがたき火です。けれど、山火事の原因で最も多いのも、たき火です。

数字で見る山火事

項目数字出典
1年の平均(令和2〜6年)約1.2千件、焼損面積 約8百ha、損害額 約3.2億円林野庁
令和7年の林野火災(概数)1,043件(前年 831件)、死者7人消防庁
令和7年の原因(概数)たき火 345件(33.1%)、火入れ 179件(17.2%)、放火の疑い 57件(5.5%)、たばこ 43件(4.1%)消防庁
原因(令和2〜6年の平均)たき火が 32.5%で最も多い。落雷など自然現象によるものは稀林野庁
季節約7割が冬から春(1〜5月)に集中林野庁

令和7年2月の岩手県大船渡市の山火事では、死者1人のほか、226棟の建物被害などが起きました(政府広報オンライン)。令和7年の数字は概数で、今後変わることがあります。

林野火災注意報・林野火災警報(2026年1月から)

政府広報オンラインによると、大船渡市の山火事を受けて、令和8年(2026年)1月から、全国の自治体で火災予防条例に基づく「林野火災注意報」「林野火災警報」の運用が始まりました。

発令どんなとき求められること
林野火災注意報降水量や乾燥などの条件で、林野火災が起きやすく広がりやすい危険な状況のとき屋外での火の使用などをしない努力義務
林野火災警報注意報の条件に加え、強風注意報が出ていて、火災が大きくなりやすいとき屋外での火の使用などが禁止。発令中に屋外で火を使うと、30万円以下の罰金または拘留が科される場合がある

発令の基準や禁止される行為は市町村によって違う場合があります。キャンプ場のある市町村の発令を、出かける前と当日に確かめましょう。

たき火の6つのポイント(政府広報オンライン)

  1. 乾燥・強風の日は火を使わない
  2. たき火や火入れは複数人で行う
  3. 火から目を離さない
  4. 消火用の水を準備する
  5. 使用後は完全に消火する
  6. たばこの投げ捨て、火遊びは絶対にしない

林野庁も、枯れ草などのある燃えやすい場所ではたき火をしないこと、たき火の間はその場を離れず、終わったら完全に消すことを挙げています。庭や敷地内での日常のたき火も、「自分の敷地だから大丈夫」と思わず、天候に注意し、完全に消えたことを確かめるまで離れないよう呼びかけています(政府広報オンライン)。

火入れには許可が要る

森林法では、森林や森林の周囲1キロメートルの範囲内で火入れを行う場合には、市町村長の許可が必要です(政府広報オンライン)。林野庁は、火入れのときは許可を必ず受け、あらかじめ必要な防火対策をとるよう求めています。

キャンプ場のたき火(このサイトからの提案)

  • キャンプ場の決まり(直火の可否、たき火台の使用、炊事場での灰の捨て方)に従う。
  • 火の粉が飛ぶので、テントやタープから離し、風下に燃えやすい物を置かない。
  • 寝る前・離れる前は、水をかけてかき混ぜ、手をかざして熱が残っていないか確かめる。
  • テントや車の中では火を使わない(テントや車の中で火を使わない)。
  • 火が広がったら、自分で消そうとせずに逃げて119番に通報する。

消火器を備える場合の使い方は消火器の使い方にまとめています。

ふだんは

キャンプのたき火では、消火用の水を用意し、火から目を離さず、最後は水をかけて完全に消します。

もしもの時は

乾燥と強風の日に火を使わない判断ができ、もし火が広がっても早く通報して逃げられます。

出典と調べた日

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