用語集
講座に出てくる言葉のうち、はじめての人がつまずきやすい 49 語の意味をまとめました。くわしくは、各行の最後のリンクから講座のページへ戻ってください。並びはおおむね五十音順で、アルファベットの略語はその読みの位置に置いています。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| アース・オーバーシュート・デー | その年に地球が再生できる量を、人類が使いきる日。2025 年は 7 月 24 日でした。(第16章) |
| アイスブレイク | 初対面の緊張をほぐす短い活動。(実技5) |
| アナフィラキシー | 皮膚・消化器・呼吸器などの症状が複数、急激に出る状態。(第4章(1)) |
| 井桁(いげた)型 | キャンプファイアーで、太いまきを 2 本ずつ交互に積み上げる組み方。(実技7) |
| イニシアティブゲーム | 課題解決型のゲーム。グループで課題に挑み、協力のしかたを学ぶ活動。(第6章・実技5) |
| エコロジカル・インパクト | キャンプが自然に与える影響。自然が受け入れられる量(環境許容量)を超えないようにする。(第13章) |
| エコロジカル・フットプリント | 人類の需要が環境に与える負荷を、面積で表したもの。(第10章) |
| エスケープルート | 登山の途中で下りられる道。計画の段階で、あるかどうかを確かめる。(実技6) |
| AED(自動体外式除細動器) | 心停止のときに電気ショックを行う機器。届いたらすぐ電源を入れ、音声に従う。(実技9) |
| ESD(持続可能な開発のための教育) | 持続可能な開発のための教育。(第16章) |
| NDC(国が決定する貢献) | パリ協定のもとで、各国が 5 年ごとに提出する削減目標。(第16章) |
| オーバーシュート | 人類の資源の消費量が、地球が再生できる量(生物生産力)を上回っている状態。(第10章) |
| 観天望気 | 雲・風・気温などの様子から、経験をもとに天気の変化を予測すること。(第4章(2)) |
| 危険予知訓練(KYT) | 状況を描いたイラストや実際の作業を使い、小集団で話し合って危険のポイントを確認し、行動する前に解決する訓練。(第4章(1)) |
| キキクル | 気象庁が出す危険度分布。キャンプの前と最中に、警報・注意報などと一緒に確かめる。(実技4) |
| キャリング・キャパシティ(環境許容量) | 自然環境が受け入れられる利用や負荷の限度。(第3章) |
| キャンパーズ・ファースト | キャンパーの立場を最優先すること。(第4章(1)) |
| 救命の連鎖 | 「心停止の予防」「早期認識と通報」「一次救命処置(心肺蘇生と AED)」「二次救命処置と集中治療」の 4 つの輪。最初の 3 つは、現場に居合わせた市民にも期待されている。(実技9) |
| 組織キャンプ | ある目的を達成するために十分に準備され計画されたプログラムを持つキャンプ。(第1章) |
| コマ図 | ウォークラリーで、交差点や分かれ道ごとに 1 コマを使い、その地点での進み方を示す図。(実技6) |
| コンフォートゾーン | 安心できる、慣れた環境。(第8章) |
| 自在結び | 張り綱の長さを結び目で調整できる結び。張り綱をペグに結ぶときに使う。(実技4) |
| 死戦期呼吸 | しゃくりあげるような途切れ途切れの呼吸。心停止のサインで、迷うときも胸骨圧迫を始める。(実技9) |
| 自己開示 | キャンパーが安心して、ありのままの自分を表現すること。(第8章) |
| 直火(じかび) | 地面で直接火を焚くこと。土壌や植生へのダメージ、燃え残りやゴミ、マナー違反といった問題につながる。(第3章) |
| ジョハリの窓 | 「自分から見た自分」と「他人から見た自分」を 4 つの窓で表すモデル。(第8章) |
| 垂直分布 | 標高によって生える植物が変わり、帯のように分かれて分布すること。(第16章) |
| スタンツ | キャンプファイアーの親睦のつどいで行う、班の出し物。(実技7) |
| ストレッチゾーン | なじみがなく、少し緊張する環境。新しい体験を理解しようとする学びが生まれる。指導者は、一人ひとりがグループの支えを得ながら踏み出せるよう、活動の難しさを調整する(恐怖を感じるパニックゾーンに追い込んではいけない)。(第8章) |
| ソシオグラム | 人間関係を図にしたもの(相関図)。(第9章) |
| ソシオロジカル・インパクト | 自分たちの行動が、ほかの人(ほかの利用者)に与える影響。限度を超えるとトラブルのもとになる。(第13章) |
| ソフトスキル | キャンパー個人の成長を支援し、グループの人間関係を保つための知識や技術。(第8章) |
| 注意義務 | 指導者の法的な義務。危険を予測する「危険予知義務」と、予測した危険を避けるために手を打つ「危険回避義務」に分けられる。(第13章) |
| 低体温症 | 体温が 35℃以下に下がった状態。衣服が濡れているとリスクが高まる。(実技9) |
| ティーピー型 | 細いまきを円すい形に立てて組み合わせる組み方。火が付きやすく、長く安定して燃える。(実技7) |
| 特定原材料 | 食品表示で表示が義務づけられている、えび、カシューナッツ、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生の 9 品目。(実技2) |
| ハードスキル | 野外での活動をスムーズに行うための知識や技術(テント設営、薪割り、火起こし、ロープワーク、野外炊事など)。(第8章) |
| ハインリッヒの法則 | 重い災害 1 件、軽い災害 29 件、けがのない事故 300 件という関係。大切なのは比率の数字そのものではなく、災害の背景に数多くの危険な要因があること。(第4章(1)) |
| ヒヤリ・ハット | 「もう少しでけがをするところだった」と、ヒヤッとしたりハッとしたりした出来事。取り上げて事故の防止に結びつける。(第4章(1)) |
| 巻き結び | ロープを立ち木や杭などに結ぶ結び。引く向きが変わると緩みやすいので、端をひと結びで止める。(実技4) |
| ミニマムインパクト | 環境への影響をできるだけ小さくすること。(第3章) |
| もやい結び | ロープに輪を作る結び。(実技4) |
| 要配慮個人情報 | 病歴や健康診断の結果、診療を受けた事実など、個人情報保護法で特に配慮が求められる個人情報。健康調査票に含まれることがある。(第17章) |
| ラッシング | 丸太を組む技術。2 本を直角に組む角縛りと、×字に組む筋交い縛りがある。(実技4) |
| リーブ・ノー・トレース(Leave No Trace) | 環境への影響をできるだけ小さくするための、具体的な行動の指針。7 つの原則がある。(第3章) |
| 離岸流 | 岸から沖へ向かう強い流れ。(第4章(2)) |
| リスクマネジメント | リスクの存在や大きさを事前に把握し、合理的な方法とコストで対策を講じておくことで、事故が起きたときの損失を許容できる範囲にとどめること。(第4章(1)) |
| 割り | ラッシングで、巻きつけた後、丸太の間でロープを巻いて締めること。結合部がぐらつきにくくなる。(実技4) |
| WBGT(暑さ指数) | 熱中症を防ぐための指数。31 以上は「運動は原則中止」(特に子どもの場合には中止すべき)とされる。(実技9) |
覚えたかどうかは「力だめし」で確かめられます。
ふだんは
知らない言葉があったら、用語集で引いてから講座のページへ戻りましょう。
もしもの時は
救命の連鎖や死戦期呼吸の意味は、講習の前に一度確かめておきます。