帰省したら実家で見ること|火災警報器は10年が目安、寝室の家具、ハザードマップ、避難行動要支援者名簿

年末年始やお盆に帰省したら、30 分だけ、実家の防災を一緒に見てみませんか。多くの点検は、このサイトの個別の記事で紹介しています。この記事は、帰省のときに見る順番と、離れて暮らす家族だからこそ確かめたい「避難行動要支援者名簿」をまとめた入口です。

1. 住宅用火災警報器(設置から 10 年たっていないか)

消防庁によると、住宅用火災警報器の寿命は 10 年とされ、設置後 10 年を目安に交換するよう呼びかけています。消防庁の通知は、近年の住宅火災による死者は 900 人前後で推移し、そのうち 7 割以上が 65 歳以上だとしています。本体の製造年を見て、ボタンを押して鳴るか試します(「住宅用火災警報器」)。

2. 寝室の家具

寝ている場所に、倒れてくるたんすや落ちてくる物がないかを見ます。固定の道具は、帰省のついでに一緒に取り付けられます(「家具の転倒・落下・移動を防ぐ」)。

3. ハザードマップと避難先

実家が浸水や土砂災害の想定区域に入っていないか、避難するならどこへ行くかを、親と一緒に見ます(「警戒レベルと避難情報」)。

4. 避難行動要支援者名簿と個別避難計画

内閣府によると、平成 25 年の災害対策基本法の改正で、自分で避難することが難しい人の「避難行動要支援者名簿」を作ることが市町村の義務になり、令和 3 年の改正で、一人ひとりの「個別避難計画」を作ることが市町村の努力義務になりました。親が名簿に載る条件に当てはまるか、計画があるかは、市町村ごとに違います。帰省中に、親と一緒に市町村の窓口へ問い合わせてみてください(このサイトからの提案。「高齢の家族の防災」)。

5. 連絡の方法を決める

災害のとき、誰が親に電話するか、つながらないときは 171 を使うか、を決めます(「災害用伝言ダイヤル(171)とweb171の使い方」「家族の防災会議」)。

伝え方(このサイトの考え)

親に「危ないから直して」と言うより、「一緒に見よう」と誘うほうが受け入れてもらいやすいと考えます。全部を一度にしなくても、帰省のたびに 1 つずつ進めれば十分です。

ふだんは

次の帰省で、実家の火災警報器の製造年と、寝室の家具を見てみましょう。

もしもの時は

大雨や地震のとき、離れて暮らす親には自分から電話して、避難を促します。

出典と調べた日

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