防災の始め方|まず自宅の危険を減らし、家族で話し合い、3日分から備える(首相官邸・東京都)

防災を始めようと思っても、何から手を付ければよいか迷います。令和 8 年版の防災白書によると、令和 7 年 8 月の世論調査で、全体の 35.1% が自然災害への対処を家族や身近な人と「話し合ったことがない」と答え、その理由は「話し合うきっかけがなかったから」が 56.7% と圧倒的に多くなっていました。この記事は、首相官邸と東京都の公的な資料をもとに、最初の一歩の順番をまとめ、このサイトの個別の記事へ案内する入口です。

最初は、自宅の危険を減らす

東京都の防災ブック「東京くらし防災」は、「いま」できる備えから始めようと呼びかけ、まずは自宅の危険ポイントをなくすことから、としています。首相官邸も、大地震のときは「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止の対策をしておく必要があるとしています。寝室とふだん長くいる部屋の家具を固定することが、お金をかけずに始められる最初の備えです(「家具の転倒・落下・移動を防ぐ」)。

首相官邸の手引きの並び

首相官邸の「防災の手引き」は、事前にできる備えを次の順に並べています。この順に始めなければならない、という決まりではありませんが、迷ったときの目安になります。

区分内容このサイトの記事
身の回りの備え家具の固定家具の転倒・落下・移動を防ぐ
食料・飲料の備蓄ローリングストックの始め方、非常食の種類と選び方
非常用持ち出しバッグ非常用持ち出し袋の中身
家族との備え安否確認の方法家族の防災会議、災害用伝言ダイヤル(171)
避難場所・避難経路警戒レベルと避難情報

備蓄は 3 日分から、できれば 1 週間分

首相官邸は、飲料水は 3 日分(1 人 1 日 3 リットルが目安)とし、大規模な災害のときは「1 週間分」の備蓄が望ましいとしています。また、防災のために特別なものを用意するのではなく、ふだんの生活で使っている食品などを備えるよう勧めています。トイレも欠かせません(「災害時のトイレの備え」)。

お金をかけずにできること(このサイトからの提案)

  • 自宅・職場・学校のハザードマップを見て、避難する場所を家族で確かめる。
  • 家族の連絡方法と集合場所を決め、紙に書いて財布に入れる。
  • 寝室に倒れてきそうな物がないか、今日見てみる。
  • ふだん買う食品と飲み物を、少し多めに買っておく。

このサイトでは、家の安全、家族との約束、備蓄の 3 つを、できるところから少しずつ進めることを勧めます(このサイトの考え)。

ふだんは

今日、寝室に倒れてきそうな家具がないか見てみましょう。それが防災の最初の一歩です。

もしもの時は

揺れたら、まず頭を守ります。備えの続きは、落ち着いてから少しずつ進めます。

出典と調べた日

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